ごあいさつ

豊中まつり2023 ごあいさつ

 豊中の夏の風物詩「豊中まつり」は、今年で56回目を迎えます。毎年15万人以上の来場者を1,000人以上の市民ボランティアでおもてなしする豊中市最大規模のまつりに成長しました。

 新型コロナウイルス感染症によって、3年ぶりの現地開催となった昨年は例年を大幅に上回る21万人にご来場いただきました。集うことや共に思い出を作ることを欲していた3年間の思いの大きさが、近年での最多のご来場数に繋がったのではないかと思っております。また開催後に市民の皆様より「豊中まつりが安全に開催されたことで、自分たちもイベントを行うことができた」「イベントでの感染症対策の参考になった」等のご意見もたくさんいただき、市民まつりの役割の一端を果たせたと実感しております。

 イベントやスポーツ観戦で声を出しての応援が緩和されるなど、徐々にコロナ禍以前の生活に近づきつつありますが、まだまだ社会や経済、日常生活に大きな影響を与え続けている現状です。そのような状況下ですので、常に感染拡大状況等を注視しながら、慎重かつ柔軟に開催方法の判断し、適切な感染症対策を取ることで、皆様に安心して楽しんでいただける豊中まつり2023となるよう準備を進めております。

長年にわたり、豊中まつりは多様な世代・国籍・組織の特長を生かした活躍に支えられ、「人と文化がふれあうまつり」をテーマに、市民団体の活動やまちの魅力、兄弟都市沖縄市や就航都市の文化を発信し、また貴重な交流の場となっています。

そして近年は豊中に縁を持つ皆様の「帰る場所、集う場所」として大切な役割も果たしています。そこで生まれた思い出のひとつ一つが、豊中を愛する心を醸成することを確信しています。

豊中の魅力を発見・再認識するにとどまらず、人々の心に「I Love Toyonaka」を育むことを目指すとともに、まちと皆様に元気と勇気をお届けすることで、日常を取り戻すきっかけとなれることを信じ、安心安全な運営を第一に、豊中まつり2023を開催致します。

 皆様におかれましては、何卒趣旨をご理解いただき、格段のご支援を賜わりますようお願い申し上げます。

豊中まつり実行委員会

実行委員長 田中 裕気